
[wise.comによると、月によって雨量は最大6倍も変わります。気温は27〜30℃と年間安定しているため、旅の快適度を決めるのは雨の多さです。乾季(4〜10月)は南東の季節風が湿気を遮り、雨季(11〜3月)は北西の風がスコールをもたらします。
| 月 | 降水量 | 平均気温 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 1月 | ~230mm | 29℃ | ★★☆☆☆ |
| 2月 | ~200mm | 29℃ | ★★☆☆☆ |
| 3月 | ~140mm | 30℃ | ★★★☆☆ |
| 4月 | ~85mm | 30℃ | ★★★☆☆ |
| 5月 | ~50mm | 29℃ | ★★★★☆ |
| 6月 | ~35mm | 28℃ | ★★★★★ |
| 7月 | ~40mm | 27℃ | ★★★☆☆ |
| 8月 | ~45mm | 27℃ | ★★★☆☆ |
| 9月 | ~55mm | 28℃ | ★★★★★ |
| 10月 | ~90mm | 29℃ | ★★★☆☆ |
| 11月 | ~140mm | 30℃ | ★★★☆☆ |
| 12月 | ~190mm | 30℃ | ★★★☆☆ |
おすすめ度は降水量を主軸にした目安です。4月・10月は移行期で天気が不安定になります。各月の詳細は次節以降の乾季・雨季セクションで確認できます。
乾季(4月から10月)の過ごしやすさとアクティビティ

南岸のクタからウルワトゥ方面では、6月から8月にかけてインド洋のうねりが強くなります。バリ島南部のサーフィンシーズンです。世界各地からサーファーが集まるため、主要ブレイクは混雑することもあります。
ダイビングとスノーケリングは5月から10月が透明度の高い季節で、ヌサペニダ周辺のマンタポイントは5月と9月に観光客数が落ち着きます。ハイキングやアグン山登山は雨季に入ると道が滑りやすくなるため、乾季の5月から10月が実施の基本シーズンです。
7月・8月は欧米の夏休み需要と重なり、バリ島の宿泊施設と国際線が乾季のなかで最も高い価格水準になります。天気とアクティビティのコンディション自体は申し分なく、ガルンガン祭などの伝統行事に出会える時期でもありますが、主要スポットでの混雑は相応に増します。
棚田ハイキングやサイクリングには5月か9月前半が快適で、晴天が続く乾季のなかでも観光客が落ち着いた時期に当たります。
雨季(11月から3月)の実態と割安メリット

「雨季=旅行不向き」という印象は、実態とかなりずれています。[wise.comによると、11月から3月の降雨パターンは午後2〜3時間のスコールが中心で、午前中は晴れるケースが多いです。激しい雨でも1〜2時間で上がることがほとんどで、行動計画を大きく崩す場面は限られます。
雨季に最も景観が変わるのはウブド周辺です。乾季には茶色みがかる棚田も、11月以降は一面の緑に変わります。テガラランやジャティルウィの田園風景は、この時期が1年でも有数の見頃になります。
費用面の差は数字に表れます。乾季と比べて航空券と宿泊費が30〜40%程度下がることが多く、ハイシーズンでは予算オーバーになる高級リゾートも選択肢に入ります。ウブド滞在型の旅行やワーケーションを検討しているなら、雨季は合理的な時期です。
1点だけ、旅程を確定させる前に確認すべきことがあります。ヒンドゥー暦の新年にあたるNyepi(ニュピ)は毎年3月頃に設定されており、この24時間はバリ島全体の活動が停止します。外出・騒音・灯火が禁じられ、ングラライ国際空港も終日閉鎖されます。渡航予定日とNyepiの日程が重なっていないか、フライトを予約する前に確かめてください。
日本の連休とバリ島シーズンを組み合わせる

バリ島への渡航を連休に合わせる場合、その時期が乾季か雨季かによって旅の質と費用が大きく変わります。主要4連休について、天気・混雑・費用を以下にまとめました。
| 連休 | 時期 | シーズン | 天気 | 混雑度 | 費用 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ゴールデンウィーク | 4月末〜5月初 | 乾季(始め) | ◎ | 高 | 高め | ★★★☆☆ |
| 夏休み・お盆 | 7〜8月 | 乾季(ピーク) | ◎ | 最高 | 最高値 | ★★★☆☆ |
| シルバーウィーク | 9月中旬 | 乾季(後半) | ◎ | 中 | 中〜高め | ★★★★☆ |
| 年末年始 | 12月末〜1月初 | 雨季 | △ | 高 | 高め | ★★☆☆☆ |
4つの連休のうち、シルバーウィークだけが「好天・低混雑・適正価格」の3条件を同時に満たします。9月中旬はまだ乾季が続き、ピークを過ぎた後のため宿泊費の値下がりが始まる時期です。
ゴールデンウィークは乾季入りの好条件と日本人の渡航需要が重なります。天気の安心感は高いですが、フライトと宿泊の確保は3〜4ヶ月前の予約が現実的です。
年末年始は雨季にもかかわらず日本国内の需要が価格を押し上げます。コスト最優先なら同じ雨季の1月後半や2月のほうが、混雑も費用も低く抑えられます。
ゴールデンウィーク・夏休み・お盆のバリ島

ゴールデンウィーク(4月末から5月初)は、乾季の開始直後にあたります。天気の安定度は高く、雨に悩まされる可能性は低い時期です。ただし国内からの渡航需要が集中し、直行便と海沿いのリゾートの価格は同じ乾季の5月中旬以降より割高になります。
夏休み・お盆(7月から8月)は欧米からの観光客も重なり、バリ島の年間来訪者数が最多になる時期です。ヌサドゥアやスミニャックのリゾートホテルは数ヶ月前から満室になることが多く、ガルーダ・インドネシアなどの直行便も早期から満席になりやすい状況です。乾季の天気は最良ですが、選択肢の少なさが旅全体の計画に影響します。
5月中旬以降への日程変更は、コスト面で即効性があります。乾季の天気の質は変わらないまま、価格と空席の両面で余裕が生まれます。
シルバーウィーク(9月)と年末年始のバリ島

インドネシア対応eSIMは、出発前にプロファイルをダウンロードしておけば着陸後すぐに接続できます。設定はiPhone XS以降または対応[Androidで行えます。所要時間は約5分です。デュアルSIM機能を活用すれば、日本の番号を維持したままバリ島のデータ通信を使えます。HelloRoamのプランはインドネシア単体だけでなく東南アジア複数国に対応しており、ロンボクや周辺の島への移動があっても接続環境は変わりません。
キャリアローミングを1週間使い続けると、1日約3,000円前後の料金が7日分に積み上がります。docomoやSoftBank・auの海外ローミングは手続きが不要な点が利点ですが、費用は割高です。
TelkomselまたはXLの現地SIMは空港で購入でき、コストを抑えられます。デュアルSIM非対応の端末では物理SIMを交換する必要があり、日本の番号で着信を受けられなくなります。滞在中に日本からの連絡が予想される場合には、この点を考慮する必要があります。
バリ島旅行は何月がおすすめですか?
5月から6月が、天気・価格・混雑のバランスで最も総合点が高い時期です。乾季に入りながらも7月・8月のような混雑ピークには達しておらず、宿泊費も落ち着いています。
日本の連休に合わせる場合、ゴールデンウィーク(4月末から5月初旬)は乾季の入り口にあたり、天気の安定度は高いです。ただし日本発の旅行需要が集中するため、航空券と宿泊費は高めになります。
予算を重視するなら、11月から2月(年末年始を除く)の雨季が最も費用を抑えられます。午前中は晴れることが多く、スコールは午後の短時間で終わるパターンが一般的です。9月のシルバーウィーク前後は乾季の好天が続きながら混雑も価格も落ち着いており、費用対効果を重視する旅行者に向いています。
バリ島で行かない方がいい日はいつですか?
Nyepi(ヒンドゥー暦新年)は、バリ旅行で最も注意が必要な日です。毎年3月頃に訪れますが、この24時間は島全体が「沈黙の日」に入り、国際空港の発着便がすべて欠航になります。ホテルの外への外出も禁止されるため、この日をまたぐ旅程は組まないことが原則です。Nyepiの正確な日付は年ごとに異なるため、予約前にインドネシア政府が公表する公式カレンダーで確認してください。
7月と8月は乾季のなかで天気が最も安定していますが、それだけに宿泊費と航空券が年間最高値に達します。年末年始は雨季にあたる上、日本発の需要が価格を引き上げる構造があります。晴天を期待しにくく費用も高いという点で、12月末から1月初旬は優先度が低い時期です。
旅行者からよくある質問
バリ島に行くなら何月がベストですか?
バリ島のベストシーズンは5月・6月と9月です。乾季に入りながらも7月・8月のような混雑ピークには達しておらず、宿泊費も落ち着いています。天気・価格・混雑のバランスが最良の時期です。
バリ島旅行は何月がおすすめ?
5月から6月が天気・価格・混雑のバランスで最も総合点が高い時期です。予算を重視するなら11月から2月(年末年始を除く)の雨季が最も費用を抑えられます。9月のシルバーウィーク前後は乾季の好天が続きながら混雑も価格も落ち着いており、費用対効果を重視する旅行者に向いています。
バリ島で行かない方がいい日はいつですか?
Nyepi(ヒンドゥー暦新年)は最も注意が必要な日で、毎年3月頃に訪れます。この24時間はバリ島全体が「沈黙の日」に入り、国際空港の発着便がすべて欠航になります。7月・8月は混雑と宿泊費が年間最高値に達し、年末年始は雨季にもかかわらず需要が価格を押し上げる時期です。
出典
- garudaholidays.jpgarudaholidays.jp
- wise.comwise.com
- バリ島のベストシーズンは5~9月!観光スポットやモデルコースを紹介medifellow.jp
- バリ島で絶対に行きたい観光スポット12選!一度は訪れるべき ...kansai-airport.or.jp


執筆者
佐藤 健太
佐藤ケンタはHelloRoamのトラベルライターで、日本を訪れる旅行者向けのトラベルテックとデータプランを取り上げています。大阪出身で、沖縄の熱帯ビーチから北海道のパウダースノーまで、日本全国を旅した経験があります。成田・羽田・関西空港でのオンライン接続方法や、初めての訪日客とリピーターに向けたデータプランの比較情報を提供。桜の季節や紅葉シーズンなど混雑する観光時期の接続情報も執筆しています。交通ICカード、レストラン予約、リアルタイム翻訳などのスマホ活用術も解説。日本のトラベルテックをわかりやすく伝えることを大切にしています。



