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旅行の準備

ヨーロッパのクリスマスマーケット、2026年の開催期間と年末年始も開く都市

ヨーロッパのクリスマスマーケットは11月中旬から下旬に開幕し、12月24日のクリスマスイブに終わるマーケットもあれば、1月上旬まで続くマーケットもあります。この記事で比べた9都市では、2026年はウィーン市庁舎前とコペンハーゲンのチボリ公園が11月13日に最も早く開幕し、ニュルンベルクは12月24日に閉まります。プラハ旧市街広場は2027年1月6日まで開いているため、年末年始の休みに出発しても間に合います。

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歴史的な建物に囲まれた広場で、飾り付けた大きなツリーと屋台が並ぶヨーロッパのクリスマスマーケット。

何か国も列車で回る旅では、HelloRoamのヨーロッパ向けeSIMを出発前に入れておくと、地域プランの対象国のあいだは国境を越えても同じeSIMのまま、列車の時刻や会場の地図、混雑予報を確かめられます。

9都市の開催期間と営業時間を、主催者と観光局の発表から一覧にしました

表の日付と時間は、2026年10月2日に各公式サイトで確かめたものです。ストラスブールは、市が「正式な日程は確定しだい公表する」としており、2026年の日程はまだ出ていません。

都市(国)会場2026年の開催期間と営業時間12月24日クリスマス後
ウィーン(オーストリア)市庁舎前広場11月13日〜12月26日、毎日10:00〜22:0010:00〜18:3026日まで。会場のスケートリンク「アイストラウム」は2027年1月6日まで(12月31日は休み)
コペンハーゲン(デンマーク)チボリ公園(入園券が必要)11月13日〜2027年1月3日公式サイトで確認1月3日まで
ザルツブルク(オーストリア)大聖堂広場とレジデンツ広場11月19日〜2027年1月1日、月〜木10:00〜20:30、金10:00〜21:00、土9:00〜21:00、日・祝9:00〜20:309:00〜15:0025日・26日は11:00〜18:00、31日は10:00〜18:00、1月1日は11:00〜18:00
チューリッヒ(スイス)チューリッヒ中央駅の構内11月19日〜12月24日公式サイトで確認24日で終了
コルマール(フランス)市内の6つのマーケット11月23日〜12月29日、月〜木11:00〜19:00、金〜日10:00〜20:0011:00〜17:0025日・26日は10:00〜20:00。グルメ市と観覧車は2027年1月3日まで
ニュルンベルク(ドイツ)中央広場(ハウプトマルクト)11月27日〜12月24日、毎日10:00〜21:0010:00〜14:0024日で終了
ブリュッセル(ベルギー)プレジール・ディヴェール(Winter Wonders)11月27日〜2027年1月3日公式サイトで確認1月3日まで
プラハ(チェコ)旧市街広場11月28日〜2027年1月6日、10:00〜22:00公式サイトで確認1月6日まで
ストラスブール(フランス)市内の8つのマーケット未発表(2025年は11月26日〜12月24日)未発表2025年は24日で終了

「公式サイトで確認」とした会場は、今回確かめた公式ページに12月24日の営業時間が載っていませんでした。ブリュッセルは、詳しい内容を2026年11月から公表するとしています。

夜の広場で、イルミネーションに輝く二階建てのメリーゴーラウンドと、時計塔のある歴史的な建物が並んでいる。
夜の広場で、イルミネーションに輝く二階建てのメリーゴーラウンドと、時計塔のある歴史的な建物が並んでいる。

12月24日は早く閉まり、年末年始も開いているのは9都市のうち5都市です

12月24日の営業時間がわかっている会場は、いずれも夕方までに閉まります。ニュルンベルクは14:00、ザルツブルクは15:00、コルマールは17:00、ウィーン市庁舎前は18:30で終わり、ニュルンベルクとチューリッヒ中央駅は24日が最終日です。

12月25日も開くと公式サイトで確認できたのは、コルマール(10:00〜20:00)、ザルツブルク(11:00〜18:00)、毎日10:00〜22:00で26日まで開くウィーン市庁舎前の3都市です。

日本の年末年始休みに合わせて12月27日以降に現地に着くなら、この9都市で開いているのはプラハ(1月6日まで)、ブリュッセルとコペンハーゲン(1月3日まで)、ザルツブルク(1月1日まで)、コルマール(12月29日まで)です。ザルツブルクは12月31日も10:00〜18:00に開いています。

マーケットが終わったあとも楽しめる会場があります。コルマールではグルメ市と観覧車が1月3日まで毎日11:00〜22:00に開き、12月31日は17:00に閉まります。ウィーンでは市庁舎前のスケートリンクが1月6日まで滑れますが、12月31日は休みです。

長めの休みを取って出かける場合は、年末年始の海外旅行の費用と行き先をまとめた記事も参考になります。

「世界三大」や「ヨーロッパ最大」を決める公式の順位はありません

クリスマスマーケットの規模や人気を比べる公式の順位や認定はなく、旅行会社の紹介も一致していません。日本旅行の特集ページが「三大クリスマスマーケット」として挙げるのはニュルンベルク、シュトゥットガルト、ドレスデンの3つで、どれもドイツの都市です。

「最大」や「有名」の答えはさらに分かれます。JTBはシュトゥットガルトを「世界最大のクリスマスマーケット」と紹介する一方、阪急交通社はニュルンベルクを「ドイツ最大」としており、同じドイツの中でも食い違っています。阪急交通社は、ヨーロッパでとくに有名なマーケットとしてニュルンベルク、「フランス最大」のストラスブール、ウィーンを挙げ、チューリッヒ中央駅のマーケットは「ヨーロッパ最大規模の屋内」マーケットといわれると紹介しています。

各都市の主催者や観光局も、それぞれ別の物差しで自分たちのマーケットを紹介しています。

  • ストラスブール(フランス):市は1570年に生まれた「クリストキンデルスメリク」を起源に挙げ、1992年から「クリスマスの首都(Capitale de Noël)」を名乗っています。会場は市内の8か所に分かれています。
  • ザルツブルク(オーストリア):観光局によると、このマーケットの始まりは15世紀後半に大聖堂広場で開かれていた「タンドルマルクト」までさかのぼります。
  • プラハ(チェコ):市の観光局は、旧市街広場のマーケットを「チェコで最大級で、最も多くの人が訪れる催しのひとつ」と紹介しています。
  • ニュルンベルク(ドイツ):主催者は「最も古いもののひとつで、間違いなく世界で最も有名なクリストキンドレスマルクト」と紹介しています。

屋台の数をひとつの広場で数えるか、市内の会場をすべて合わせて数えるかでも、規模の比べ方は変わります。順位で決めるより、旅の日程に開いているか、次の都市へ移りやすいかで選ぶほうが旅程を組みやすくなります。

ストラスブール市の混雑表では、週末より平日のほうがすいています

ストラスブール市は、過去の傾向をもとにした曜日・時間帯別の混雑の目安表を公式サイトで公開しています。表の時間帯は11:30〜21:00で、内容をまとめると次のとおりです。

曜日すいている時間帯混み合う時間帯
月・火・木11:30〜21:00のすべてなし
水11:30〜14:0014:00以降はやや混雑
金11:30〜16:0016:00以降はやや混雑
土なし13:00以降は混雑(それまではやや混雑)
日なし11:30〜18:00は混雑(18:00以降はやや混雑)

市は、人の少ない写真を撮るなら朝早く、週末の人混みを避けてにぎわいを楽しむなら平日の夕方を勧めています。クリスマス期間の催しの予定は、市の公式アプリ「StrasApp」でも見られます。

コルマール周辺の観光局がまとめる公式サイトは、この地域のマーケットの混雑予報を出しています。表示は「Fluide(すいている)」から「Très forte(非常に混雑)」までの4段階と、「Fermé(休業)」です。

赤や金のオーナメントと電飾で飾られたクリスマスマーケットの屋台が、建物の前に並んでいる。
赤や金のオーナメントと電飾で飾られたクリスマスマーケットの屋台が、建物の前に並んでいる。

混雑表も予報も現地でスマートフォンから確かめられるので、週末しか回れない日程でも、混む会場を後回しにする判断に使えます。こうした表や地図を毎日のように開くなら、旅の日数から必要なデータ量を計算しておくと、最終日まで容量が足りるかを先に確かめられます。

シェンゲン圏では最初の国で入国審査を受け、移動中もパスポートを持ち歩きます

欧州委員会によると、シェンゲン圏はEUの25か国と、スイスなどEUに加盟していない4か国の計29か国です。この記事で取り上げたフランス、ドイツ、オーストリア、チェコ、ベルギー、デンマーク、スイスは、すべてシェンゲン圏に入っています。

外務省の海外安全ホームページによると、シェンゲン圏では入国審査を最初に入る国で受け、その後の国境では原則として審査がありません。ただし国境を越えるときにも抜き打ちの身分確認が行われることがあり、外務省はパスポートを常に持ち歩くよう呼びかけています。

外務省の同じページによると、短期滞在でシェンゲン圏に渡航する場合、パスポートはシェンゲン圏を出国する予定日から3か月以上の残り期間があり、発行から10年以内のものが必要です。何か国かを回る途中でパスポートをなくしたときは、なくした国ですぐに現地の警察に届け出て、最寄りの日本大使館か総領事館でパスポートか帰国のための渡航書の発給手続きをするよう案内しています。

シェンゲン圏に入るときの手続きも変わっています。在日ドイツ大使館の案内によると、2026年4月10日に本格運用が始まった出入域システム(EES)は、短期滞在の旅行者がシェンゲン圏の外側の国境を通るたびに出入りを記録し、入国時には指紋と顔画像も登録します。渡航前に申請する電子渡航認証ETIASは運用開始日がまだ決まっておらず、現時点で旅行者が行う手続きはありません(2026年10月2日に確認)。日本を発つ前に、外務省の海外安全ホームページと大使館で最新の案内を確かめてください。

複数の国を回る旅は、出発前にデータ通信を準備しておくと現地で迷いません

この記事で取り上げた国は、EUに加盟していないスイスも含めて、すべてHelloRoamのヨーロッパ地域プランの対象です。地域プランの接続先は、スイスではSunriseとSalt、フランスではSFRの回線です。日本の携帯会社の海外ローミングにするか迷う場合は、eSIMとの料金や速度の違いを比べると安心です。

まずお使いのスマートフォンの対応状況を確かめ、eSIMを日本で設定する手順に沿って設定を済ませれば、到着した空港からすぐに地図や列車アプリを開けます。

設定でわからないことがあれば、HelloRoamのサポートに昼夜を問わずいつでも問い合わせできます。

イルミネーションと白い飾りで彩られたクリスマスマーケットの屋台で、冬服の来場者が色とりどりの商品を眺めています。
イルミネーションと白い飾りで彩られたクリスマスマーケットの屋台で、冬服の来場者が色とりどりの商品を眺めています。

旅行者からよくある質問

チボリ公園の入園券は、別の日にも使えますか?

未使用の入園券なら、日付を変えて使えます。コペンハーゲンのチボリ公園の入園券は日付指定で、入口で読み取られます。日付の変更は、もとの入園日から14日後までの日付なら、行きたい当日にチボリ公園のチケット売り場で直接できますが、変更できるのは同じ年のうちだけなので、12月の入園券を年明けの日付に移すことはできません。新しい日のほうが安くても差額は返金されません。何日か訪ねる予定なら、夏・ハロウィーン・クリスマスの各シーズンに入園できるTivoli Passという選択肢もあります。

雨や雪の日でも屋根の下で回れるマーケットはありますか?

チューリッヒ中央駅のマーケットは、駅のコンコースの中で開かれます。チューリッヒ観光局によると、100を超える屋台と大きなクリスマスツリーが並びます。2026年の開催は11月19日から12月24日までで、列車を降りてそのまま立ち寄れます。

出典

  1. ウィーン市庁舎前のクリストキンドルマルクト:2026年の開催期間と営業時間、アイストラウムchristkindlmarkt.at
  2. チボリ公園:Christmas in Tivoli(11月13日〜1月3日)tivoli.dk
  3. チボリ公園:営業シーズン一覧(ハロウィーン、クリスマス、2027年のイースター)tivoli.dk
  4. チボリ公園:FAQ(日付指定の入園券、Tivoli Pass)tivoli.dk
  5. ザルツブルク観光局:Salzburger Christkindlmarkt(2026年の営業時間、起源)salzburg.info
  6. チューリッヒ観光局:Christmas markets(中央駅、2026年の期間、屋台数)zuerich.com
  7. コルマールのクリスマスマーケット:日程と営業時間2026、グルメ市と観覧車noel-colmar.com
  8. コルマール:6つのクリスマスマーケット(2026年11月23日〜12月29日)noel-colmar.com
  9. コルマール周辺の観光局:混雑予報noel-colmar.com
  10. ニュルンベルク・クリストキンドレスマルクト:2026年の日程と営業時間christkindlesmarkt.de
  11. Plaisirs d'Hiver(ブリュッセル):2026年11月27日〜2027年1月3日plaisirsdhiver.be
  12. プラハ市観光局:旧市街広場のクリスマスマーケット(2026年11月28日〜2027年1月6日)prague.eu
  13. ストラスブール市:Noël à Strasbourg(2026年の日程は未発表、2025年の日程)noel.strasbourg.eu
  14. ストラスブール市:Notre histoire(1570年、1992年)noel.strasbourg.eu
  15. ストラスブール市:Les 8 marchés de Noëlnoel.strasbourg.eu
  16. ストラスブール市:曜日・時間帯別の混雑表、StrasAppnoel.strasbourg.eu
  17. 日本旅行:ヨーロッパのクリスマスに行く旅行・ツアー特集(三大クリスマスマーケット)nta.co.jp
  18. JTB:クリスマスマーケット特集(シュトゥットガルト、ニュルンベルク)jtb.co.jp
  19. 阪急交通社:ヨーロッパのクリスマスマーケットツアー・旅行特集(ドイツ最大、フランス最大、有名な市、屋内)hankyu-travel.com
  20. 外務省 海外安全ホームページ:シェンゲン領域諸国への渡航anzen.mofa.go.jp
  21. 在日ドイツ大使館:出入域システム(EES)とヨーロッパ渡航情報・認証システム(ETIAS)についてjapan.diplo.de
  22. 欧州連合:ETIAS公式サイト(現在は運用前、開始日は開始の数か月前に告知)travel-europe.europa.eu
  23. 欧州委員会:Schengen Area(29か国)home-affairs.ec.europa.eu

執筆者

HelloRoam Team

HelloRoamの編集チームは、eSIM技術、海外旅行での通信接続、国際旅行者向けのモバイルデータのヒントについて執筆しています。